便秘や便秘に伴う諸症状にお悩みの方に
頭痛、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔。最初は、少量から始めて、1回服用量の範囲に留め、ご自身の適量を服用してください。
センナについて
センナはヨーロッパで古くから下剤として利用されて来ました。便を軟らかくするのではなく大腸に作用して便秘を解消するため、女性に多い弛緩性便秘に伴う様々な症状を改善することができます。センナは厚生労働省が定める医薬品の規格基準書である〚 日本薬局方(日局)〛に収載されています。
センナの特徴
Point 1
植物性の便秘薬
センナとはアフリカ原産の生薬で葉や実にアントラキノンの一種の『センノシド』を含み、 瀉下効果の高い便秘薬として古くから使われている信頼性の高い便秘薬です。

Point 2
腸内のぜん動運動を活性化
センナの特有成分であるセンノシドは腸内で分解されてレインアンスロンという成分に変わります。 この物質が大腸の粘膜を刺激して『ぜん動運動』を活性化させて排便を促します。

Point 3
軟らかくするのではなく
センナは便を軟らかくするのではなく、腸に作用し、腸のぜん動作用を活発にしますので 女性に多い弛緩性便秘に効果があります。特に女性は腸の自然な動きが鈍くなることで 便秘になりがちですから、センナを使うことで解消されやすいと言われています。

飲み方
お湯で煮出して飲むタイプです。お茶感覚でお飲みできますが、立派な医薬品ですので効き目はしっかりあります。ヤカンや鍋で煮出してください。
使用上の注意点
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Q センナはいつ服用すればいいですか?
- センナはだいたい服用後8~10時間で効き目が現れるとされていますので、就寝前に服用することが良いと思われます。
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Q センナ錠、センナ顆粒に添加物が
使用されていますが何故ですか?
- 有効成分のセンナ末を固めて錠剤、顆粒剤に成型するためです。
国で許可された成分を基準内で使用しています。
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Q 授乳中でも服用して問題ないでしょうか?
- 授乳中のお母さんがセンナを服用すると、母乳中に下剤の成分が移行し、 赤ちゃんが下痢をすることが考えられます。
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Q妊婦または妊娠している可能性があります、
服用して問題ないでしょうか?
- センナは大腸を刺激して排便を促す作用があり、お腹を刺激する可能性があります。
服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
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Q センナの服用量が増えていますが
大丈夫ですか?
- パッケージに書いてある用法・用量の範囲での服用であれば問題ありません。
強い作用を求めて、定められた服用量を超えて使用することはお控えください。
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Q長期連用は大丈夫ですか?
- 適切な服用量での使用であれば、長期の服用になっても問題ありません。
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Q便秘薬は副作用がありますか?
- センナの服用での副作用は発疹などの皮膚疾患などがございますが、服用量が多過ぎた場合に腹痛などが起きますので、必要最小限にとどめてください。
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Qセンナの作用を助ける食品としては
どのようなものがありますか?
食物繊維が含まれる青汁やヨーグルトは有効と考えます。
- センナの成分は腸内細菌によって作用成分に変えられ下剤効果を表しますが、食物繊維やヨーグルトはこの腸内細菌の生育に有効と思われます。
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Qセンナは、ダイエット茶や食品等の
併用に問題はありませんか?
- ダイエットや便通改善のあるサプリメントの中には、センナ茎やキャンドルブッシュと呼ばれる センナと同じ成分を含む原料を使用している場合もあり、併用すると作用が増大することが 考えられますのでご注意ください。
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Qセンナは、こどもに飲ませても問題は
ありませんか?
- それぞれの製品(茶剤、錠剤、顆粒剤等)の添付文書に示された小児の 用法・用量に従って、服用してください。